今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための事業所の対策として、当社のユニークな取り組みを紹介します!
タイトルにある「ラズベリーパイ」ですが、普通に読むと、美味しそうなイメージがわいてきますね。「Raspberry Pi」と書くそうで、実はコンピュータのことです。
緊急事態宣言解除後の「集中対策」、そして「広島積極ガード宣言」発令中でのオリンピック開幕、その後に続く夏休み…と、ワクチン接種も進んでいますが、まだまだ注意が必要な毎日です。当社では、もとより「感染症対策担当者」を選任し、事業所における理想的な職場環境の維持、改善を試みています。
そこで登場したのが「ラズベリーパイ」です!
まず、事業所に求められていることは以下です。
・テレワーク推進
・飛沫防止シートの設置
・消毒薬の設置
・昼食休憩の分散
・会議室を使っての執務
・換気、加湿、二酸化炭素濃度チェック など。
このうち、最後の「換気、加湿、二酸化炭素濃度チェック」ですが、
厚生労働省がビル管理法における推奨数値をもとに、事業所内のデータを定性的、定量的にモニターし、注意喚起することにしました。
推奨環境は以下です。
・換気:30分ごとに1回以上、数分間程度、窓を全開
・相対湿度:40%以上70%以下
・温度:17℃以上28℃以下
・二酸化炭素の含有率:100万分の1000以下
「感染対策担当者」の技術者2名がラズベリーパイを使い、事業所内のこれらの項目を可視化し、アラームが出れば即対応できるように取り組みました。
業務と並行して、黙々と作業を行い、約1週間をかけて製作しました(作業自体は2日分くらいとのこと)。
見事なものが出来上がりました!データも一目瞭然、わかりやすいです!
いわゆるプログラミングだけでなく、組み立て作業など、未知の分野で、予想外の部品や工具が必要となり時間を取ったようですが、“はんだごて”をもっている社員もヘルプにあたり、順調に仕上がりました。
はたから見ると素晴らしい出来上がりですが、技術者からは、「もっと装置自体の外観を美しく、データを見やすく、また機能についても、アレクサと繋げて更に使いやすさを求めていけたら・・」と言うこと、“技術者魂”を垣間見た感じです!
食べることはできませんが、「当社にも導入したい!」を思われた方がおられましたら、
お気軽にご一報ください!