はじめに
こんにちは!株式会社オプトプランニングです。
Salesforce(Salesforce.com/セールスフォース・ドットコム、略してSFDC)での気づきを書いていきます。
今回はデータローダ(dataloader)について、インストール後にデータローダの起動ができず困った体験とその解決法をちょっとした気づきとして書いていきます。
私の場合、公式に従いインストール完了後、ホームに作成されたデータローダのアイコンをダブルクリックしても、コマンドプロンプトが一瞬立ち上がりすぐに強制終了するため、データローダは起動しない・エラー内容も見れない、という状態でした。。。
データローダのインストール方法
データローダはSalesforceからインストールできます。
方法は公式ヘルプに動画付きで詳しく説明されているので以下をご覧ください。
データローダのインストール手順
手順に従いインストールしたけど全然起動しない時
データローダの再インストール、OpenJDKのインストールのやり直し(Azul Zulu以外のインストール含む)、PATHの設定確認、JAVA_HOMEの設定変更etc…
何をやってもデータローダが起動しない時は、forcedotcom/dataloader: Salesforce Data Loader – GitHubでインストールしたデータローダが最新かどうか確認してみてください。
上記リンク先では、図1のように最新のデータローダのバージョンが確認できます。
私の場合、何を試しても上手く行かず、途方に暮れていた時にこちらを発見しました。
(今回は割愛しますが、コマンドプロンプトが強制終了しないようにプログラムを書き換えて、エラー内容を確認しつつ冒頭の設定の見直しなど行いましたが解消できず…)
バージョンの確認をしたところ、Salesforceの設定からダウンロードしたものよりも新しいバージョンのものが配布されており、ダメ元で既にインストールした旧バージョンを全て削除・アンインストールの上、最新版をインストールしたところ普通に起動しました…
手順通りにやっているはずなのに上手く行かないとお困りの方の助けになれば幸いです。
おまけ
このブログを書いていて気づいたのですが、データローダのダウンロード画面が変わったようです。(2022年10月31日現在)
しかし、新しい画面でもデータローダをダウンロードする時に気づかずに旧バージョンを選択する可能性があるかもしれません。
Salesforceの設定からデータローダのダウンロードをしようとすると図2から図3のようなサイトに遷移します。(2022年10月31日現在)
ダウンロードの選択は2つあり(赤枠部分)、左が最新バージョンです。
Windows版、MacOS版の選択はダウンロードボタンの上部にあるそれぞれのアイコンで選択します。
図3をよく見ると、選択されていないMacOS版の方はグレーアウトしているのが分かると思います。
(私の場合、デフォルトではWindows版が選択されていました)
ここで赤枠右側のダウンロードボタンを選択すると旧バージョンのダウンロードが行われてしまいます。
内容を確認せずに、なんとなく左がMacOS版、右がWindows版と思いこんで右側をクリックしてたりするかもしれませんね…
あとがき
今回紹介したforcedotcom/dataloader: Salesforce Data Loader – GitHubは、既にデータローダを使用していて最新版を再インストールしたい方々の参考にもなるかと思います。
また、どうしても旧バージョンをインストールしたい場合はforcedotcom/dataloader: Salesforce Data Loader – GitHubからしかインストールすることができないようです。
Salesforceの設定から行うデータローダのダウンロードですが、2022年9月に行った際は公式の動画のようにリンクではなく直接ダウンロードだったと思います。
直近のリリースで変更されたのかもしれませんね!
今回は実際に困ったので起動エラーについて書きましたが、近いうちにデータローダの使い方も紹介していければと思います。
それでは、またお会いしましょう!!