こんにちは!株式会社オプトプランニング、安全衛生・健康推進委員です。
職場の安全管理の一環として受講した「消防訓練実務研修」のレポートをします。
場所は、広島市総合防災センターで行われました。
http://www.bousai-c.city.hiroshima.jp/index.htm
研修の内容は主に、
1.防火管理について
2.避難訓練について
3.消防用設備について
でした。
実際の炎を前にしての消化訓練は、水用消火器ではなく、本物の消火器で消化を体験しました。
炎は、3~5メートル離れていても熱いです。緊張のせいか、消火器のピンが抜けずに焦りました。
そして、ホースでの水放出は、水の勢いに体がとられ、狙う位置に水が届きにくい。
消化は初期消火が大切とのこと。いざという時は、しっかり消さないといけません。
スプリンクラーの水量も見学しましたが、当然ですが水量が半端ないですね!
中でも、最も印象に残っているのは、煙の訓練でした。
照明のない暗闇で煙に巻かれると、本当に何も見えませんし、閉じ込められてパニックです。
こういう時に働く『正常性のバイアス』という心理は、
「自分にとって不都合なものを過小評価する傾向がある」
ことだそうです。
また、火災パニックの習性として、
・日常導線指向性:日常使いなれた通路を使う傾向
・帰巣性:入ってきた経路を戻ろうとする傾向
・向光性:暗闇で明るい方へ向かう傾向
・危険回避性:目前の危機のみを回避しようとする傾向
・追従性:多くの人が逃げる方向へ追従して逃げる傾向
があるとのこと。
自分は大丈夫と思っていても、いざという時は冷静さを保てるか。
日頃の訓練が重要と痛感しました。
「知っている」と「実際出来る」とでは、大きな違いがある、と講師の方も説明されていました。
今回受講させていただいた講座で、火災での危機管理、防災意識を高めることができました。
日頃から、全社で共有しておきたいと感じました!