はじめに
こんにちは!株式会社オプトプランニングです。
Salesforce(Salesforce.com/セールスフォース・ドットコム、略してSFDC)であれこれやってみたことを書いていきます。
Apexを使った簡単なメール送信方法は以前ご紹介しましたが、今回はフローを使ったメール送信方法について書いていきたいと思います!!
今回はTrailheadでフローを作成しています。
外部メール送信をフローの新規作成からやってみた
設定からフローの新規作成をしてみよう
早速、フローを作っていきたいと思います。
まず、設定のホーム左上にある検索に「フロー」または「flow」と入力し、「プロセスの自動化」の配下にある「フロー」をクリックします。
(検索は、実は英語名でヒットするものもあります。今回の「フロー」と「flow」の検索結果の違いなど、気になった方は試してみて下さい。画像は「flow」で検索しました)
フローの一覧が表示され、右上に「新規フロー」というボタンがあるので、クリックします。
フローの起動条件を選んでみよう
新規フロー画面が立ち上がるので、フローの起動条件を選び、右下の「作成」をクリックします。
今回は、「画面フロー」で作ってみようと思います!
フロー要素を追加してみよう
起動条件を選んだら、メール送信の要素を追加します。
要素の追加は「+」をクリックします。
「+」をクリックすると、どの要素にするか選択画面になるので、「アクション」をクリックします。
要素「アクション」のヘルプテキストに
フローの外部のアクション(メールの送信や承認申請など)を実行します。
と書いてあるのでわかりやすいですね!
(少し前までこのようなヘルプテキストはなかったように思います。最近のフロー移行の流れから、よりわかりやすいフロー作成のためかもしれないですね)
もし、フローを作成しようとしている環境でメールアラートを設定している場合は、要素の内容に「メールアラートを送信」というものがあるので、間違えて選択しないようにしましょう。
アクションを選んでみよう
要素で「アクション」を選んだら、次はアクション内容の選択を行います。
新規アクション選択画面が表示されるので、真ん中の検索に「メール」と入力します。
すると、「メールを送信(emailSimple-emailSimple)」という項目が検索窓の下に表示されるのでクリックします。
外部に送信するメールの設定をしよう
アクションで「メール送信」を選んだら、外部へ送信するメールの設定画面が表示されます。
この時、入力必須のものは
- アクションの表示ラベル
- アクションのAPI参照名
- メールの件名
- メールの本文
です。
それ以外は任意項目となっており、任意項目は項目横のトグルボタンをクリックすると入力欄が出現します。
必要事項の入力が出来たら「完了」をクリックします。
これで外部メール送信が完成しました!!
フローを保存しよう
このままブラウザを閉じてしまうとせっかく作成したフローがなくなってしまうので、右上の「保存」ボタンを押して、フローの保存を行います。
保存しようとすると、フローの表示ラベル、API参照名の入力画面が表示されるので、それぞれ入力して保存しましょう。
おわりに
ざっとではありますが、フローで外部メール送信を作ってみました。
今回は説明できなかったですが、フローの起動条件をレコードトリガフローにしてみたり、メールテンプレートを作成してみたりすると件名や本文を動的なテキストにすることができるので幅が広がります。
テンプレートについても近いうちにやってみたで紹介できればと思います。
それでは、またお会いしましょう!!