SalesforceでSandboxを作ってみた(1)

Salesforceでやってみた

はじめに

こんにちは!株式会社オプトプランニングです。
他業種から転職し、右も左もわからない新人社員がSalesforceを使ってあれこれしてみる様子を書いていこうと思います。

今回は、Salesforceの開発環境であるSandboxを作成してみようと思います!!

Sandboxを作ってみた

設定から「Sandbox」へ

本番組織にログインし、設定からクイック検索に「Sandbox」と入力し、「Sandbox」を選択します。

左の設定メニュー内にある「環境」の下に「Sandbox」があるので、検索して見つからない場合は「環境」の中を見てみるといいかもしれません。

「環境」を見ても見つからない場合は…こちらを見たら解決するかもしれません。

図1 設定のSandbox
図1 設定のSandbox

作成するSandbox情報の入力

表示される画面に「新規Sandbox」があるのでクリックします。
すると、「Sandboxの作成」画面に変わるので、これから作成するSandbox情報として名前や説明などを入力していきます。

今回作成するSandbox名前は「T_Sandbox」にしてみました。(「T」は「test」の頭文字です、安直ですね)
説明にはどんなSandboxであるかが自分以外の人が見てもわかるような内容を簡単に入れておきます。

Sandboxの名前や説明は作成後に変更できないので、スペルミス・説明の書き忘れがないようにしましょう。
(Sandboxの名前は後々、使用することになるので特に注意)

図2 Sandbox情報の入力
図2 Sandbox情報の入力

Sandboxライセンスの選択

名前と説明を入力後、下にスクロールしていくとSandboxライセンスの選択があります。
作成できないSandboxライセンスには「次へ」が表示されないようです。

今回はDeveloperで作成したいので、一番左にある「次へ」をクリックします。

図3 Sandboxライセンスの選択
図3 Sandboxライセンスの選択

まさかのエラー?!

ここで早速エラーが出ました(泣)
Sandboxの名前は「英数字のみ」しか使用できないようです。
「_(アンダーバー)」が使用できない点は注意が必要ですね。API参照名などでは 「_(アンダーバー)」 が使用できるので、Sandbox名でも使用できるものだと思ってしまいました。

気を取り直して、名前を「TSandbox」に変更し「次へ」をクリックし直すと無事次の画面に遷移することができました!

図4 名前欄エラー表示
図4 名前欄エラー表示

Sandboxオプション

画面遷移先はSandboxオプションでした。
今回はSandboxオプションは空白のままで「作成」をクリックします。

Sandboxを有効化後にApexクラスを実行したい場合はApexクラス名を入力しておくといいみたいです。

図5 Sandboxオブション
図5 Sandboxオブション

作成完了!!

これでSandboxの作成は終了です。初めての作成でしたが、思っていたより簡単にできました!!
「作成」をクリックした後は設定の「Sandbox」に戻ってきましたが、一番下に先ほど作成した「TSandbox」を確認することができました。

作成直後は状況が「待機中」ですが…

図6 Sandbox作成:待機中
図6 Sandbox作成:待機中

少し時間をおいて再度、設定の「Sandbox」見てみると状況が「処理中」に変わっており…

図7 Sandbox作成:処理中
図7 Sandbox作成:処理中

最終的に、状況が「完了」になりました。
完了になると左に「ログイン」が表示されるようになったので、ここから新しく作成したSandboxにログインすることができます。
無事に作成できてよかった~

今回のSandbox作成では、「待機中」から「完了」に至るまで10分ほどでした。
しかし、作成時間は作成元のデータ量や作成するSandboxライセンスの種類により数分から数日まで変動するようです。
「処理中」からなかなか進まない時は別作業を行いつつ気長に待ってみましょう。

今回は画面で「完了」までを確認しましたが、通知メールも送られてきますので画面とにらめっこしなくても大丈夫ですよ!

 図8 Sandbox作成:完了
図8 Sandbox作成:完了

作成したSandboxにログインしてみた

ログインしてみた

早速、先ほどの画面に表示されている「ログイン」をクリックして、作成したばかりの「TSandbox」にログインしてみようと思います。

ログイン画面のユーザ名は「本番組織のユーザ名」+「.[サンドボックス名]」になっています。
大文字小文字は区別されないようで、今回は「 [本番組織のユーザ名] .tsandbox」になっていました。

図9 TSandboxログイン画面
図9 TSandboxログイン画面

認証を済ませると、ついに先ほど作成したSandboxへログインできました!!
画面上部に本番組織にはなかった「Sandbox: TSandbox」という表示が確認できます。

本番環境もSandboxも基本的に表示内容は同じなので、画面上部の表示があるかないか、あるとしたら名称は何か、で現在ログイン中の環境を判断することになると思います。
Salesforceで本番環境や複数のSandboxをいったりきたりするとたまに自分が今どの環境にいるかわからなくなるので、そんな時は落ち着いて画面上部を確認してみましょう。

図10 Tsandboxログイン後
図10 Tsandboxログイン後

あとがき

今回はSandboxを作成してみましたが、Sandboxの名前に記号が使えないなど気づきや学びがありました。
些細なことですが、こつこつ知識を積み重ねていきたいと思います。

また、無事に作成したSandboxにログインできたので、ちゃんと作成されていた確認もとれて一安心しました。

次回はSalesforceでSandboxを作ってみた(2)でお会いしましょう!!!